【コラム】ワーホリ・留学の準備はしっかりと②(英語編)
みなさん、こんにちは!
メルボルンの現地エージェント【U&I global】のManabuです♪
U&Iは現地の無料留学エージェントなのですが、実は日本からのお問い合わせも日々たくさん受け付けております。
そこで、今回は、
・日本で準備をされている方からのご質問
・現地で弊社を利用されている生徒さまからの感想
をもとに、ワーホリ・留学前にやっておいたほうがいい(よかった)ことをご紹介いたします。
ということで、前回は 【コラム】ワーホリ・留学の準備はしっかりと①(計画編) をお送りしました。
今回はその②ということで、続きの「英語編」です。
2.英語の勉強
当たり前のことと思われるかもしれませんが、実は意外とやってこられない方が多いのです。
理由としては、
- 時間がない、やり方がわからない
- 日本でやっても伸びないから、着いてからのほうが伸びが速くて効率的
- え?なんとかなるって言われたし
などなどいろいろあるのですが、確実に言えることはこちら。
「少しでも多くやってきた方がいいに決まっている」
もうね、断言できます。
なぜかというところですが以下の通りです。
①語学学校にて
英語を勉強するために語学学校へ通う方が多いのですが、その最初にあるのが「レベル分けテスト」です。
レベル別にこれからのクラスが決まるため、非常に重要なポイントです。
※語学学校についての記事は「なぜみんな語学学校へ行くのか」にて詳しくお話しています。
1)日本人比率
学校を選ぶ際の基準として、「日本人が少ない学校」があります。
これは非常に大きなポイントではあるのですが、注意しなければいけないのは、 日本で英語をやってこなかった人の多くは「初級/中級(Intermediate以下)」に入ります。
そのため、せっかく日本人が少ない学校を選んだのに、他校と変わらない、あるいはむしろ多いなんてことになります。
そして、(これはどうしようもないのですが)日本人同士では英語で話すのがすごく違和感を覚える方が多いのも事実です。
特にPre-Intermediate以下のクラスではどうしても多くなる傾向にあるので、少しでも上のクラスへ入れるよう事前の勉強はすべきです。
2)友人・クラスメイト
Upper-IntermediateやAdvancedというレベルやケンブリッジ、IELTSなどの検定対策クラスは難易度が高いため日本人が少ないこともありますが、 クラスメイト全体の英語力も総じて高いということがポイントです。
生徒間のコミュニケーションもお互いレベルが上がればスムーズになり、よりスピーキング力を高めることがしやすくなります。
単語や身振り手振りで話をする生徒はほぼいなくなり、ディベートやプレゼンテーションなどより実践的な英語を学べます。
また、レベルと比例して生徒の授業態度も真面目であることが多いため、学習環境としてはどんどん良くなっていきます。
3)クラスのレベルアップ
じゃあ上のクラスに上がればいいじゃんと思う方もいるかと思いますが、レベルアップには学校によるルールがあります。
一般的には所定の週数の授業を受け、毎週のテストでレベルアップすべきと判断されれば上のクラスへ上がれます。
ただ、この週数が10週前後であり、実際それぐらい受けないと上のクラスでついていけないのが実際のところです。
つまり、ワーホリでは2クラス(最大でも3クラス)が限界であるため、よりよい環境を求めるのであれば最初のレベルは非常に大切です。
全くやっていない方だと「Elementary」スタートで「Pre-Intermediate」で終られることになります。
わたしの経験としてもまさにその通りで、IntermediateとAdvanced IELTS(7.0以上を目指すクラス)では何もかもが違います。
特にクラスメイトのレベルが違うため、話しの面白さやお互いから学ぶこと、飲み会に至るまで英語の環境は大きく差が出ます。
そして、もう一つ大切なポイントは「どのレベルでも金額は同じ」というところです。
上位のクラスへあがることで費用対効果もあがり、卒業後のワーホリ生活も充実させてくれます。
②友人・ホストファミリー
よく「英語環境に身をおきたい」「ネイティブの友達を作りたい」「オージーの恋人が欲しい」というお声を聞きます。
せっかく英語圏に来たのです、もっともな希望だと思います。
ただ、気をつけないといけないのが、上記3つに「英語を勉強するために」という理由が頭についている場合です。
非常に大切なことなので覚えていただきたいのですが、
「友達/恋人/ホストファミリーは先生ではない」
ということです。
聞けば教えてくれますが、英語を教えるために会話をしているわけではないのです。
むしろ、何を話しても話が広がらず、一方的に話し続けることに耐える理由はなく、実際はそういう方は距離を置かれます。
(友人のアメリカ人やイギリス人、オーストラリア人も同様の話をしています)
特に英語を伸ばすために恋人を作ろうとすると、相手から嫌われたり、いいように使われたりすることも多々あります。
反対に自分が日本にいて、日本語がほとんど話せず、身振り手振りで話してくる外国人と深い友情関係や恋愛関係を作るのは難しいのではないでしょうか。
日本語を勉強するために引っ付いてきていると思うと少し寂しい気持ちや不快に感じるのではないでしょうか。
友人等をつくるのに必要なことは「コミュニケーション」であり、日本人以外とであれば「英語」は必要不可欠です。
そのため、英語力は日本であれオーストラリアであれできる限り高めておくことで、コミュニケーションの機会を増やし、質を上げることができるのではないでしょうか。
③仕事
ワーホリで仕事を探されている方々からよく聞くのが以下の2点です。
- 英語環境で働きたい
- 給料のいい(法定賃金以上の)ところで働きたい
コレをあわせるといわゆる「ローカルジョブ」を見つけたいということになります。
実際に日本人がおらず、全て英語で仕事をして時給$30以上の仕事をしている方もいます。
しかし、現実には多くの方が上記の条件を満たせないことがよく知られています。
仕事が見つからないというご相談は常にあるのですが、その多くを見ていると共通点があります。
「英語のレベルが足りていない」
どれぐらいあればいいの?と思われる方が多いかと思いますが、簡単です。
「相手がいいというレベル」です。
なんじゃそら、と思われるかも知れませんがつまりこういうことです。
英語力が低くてもOK → 英語をさほど(全く)使わない仕事または日本語を使う職場
英語環境での仕事 → 英語はできて当たり前 → スキルや経験が重要
冷静に考えてみましょう。
日本語ができない外国人を日本語が必要な仕事で雇いますか?
ウェイター/ウィトレスが、カフェの店員さんが、日本語話せないお店、ありますか?
ボスや同僚とコミュニケーションが取れない、指示が理解できない人、置いておけますか?
雇う側はビジネスであり、「ワーホリの人を助けてあげよう」とか「英語ができなくても大目に見よう」とはなりません。
英語ができて一生懸命働く留学生(ヨーロッパ系、韓国人、中国人)はたくさんいますし、オーストラリア人やワーホリのイギリス人やアメリカ人もたくさんいます。
そこで条件のいい仕事を勝ち取るには、企業やお店が求めるレベルの英語は必須というのは理解いただけるかと思います。
※日本食レストランは日本人に働いてもらうことによるメリットがあるため、比較的見つかりやすいですが、ある程度英語ができないと日本人を雇わないところも増えています。
結局どれぐらいやってくればいいのか、と言う点ですが、お客様やわたしの友人を見る限り、 語学学校でいう「Upper-Intermediate」レベルが境目となっているようです。
※もちろんレジュメに書くということではなく、実際の英語力としてです。
あくまで目安ですが、ここより上のレベル(Advanced、IELTS、FCEなど)に達している方は比較的「ローカルジョブ」の英語環境で働いています。
「英語の勉強になるから英語環境で働きたい」というのは本末転倒で、既に英語ができる人がその環境で働いているのです。
そして、なるべく早くオーストラリアでそのレベルに達するためには、日本でしっかりと英語の勉強をして、基礎的なレベルを上げておくことが重要です。
TOEICで言えば600~650ぐらいはあるといいかと思います。
(わたしは到着時700点でIntermediateでした)
①で申し上げたとおり、語学学校でUpper-Intermediateクラスに到達し、実生活で使えるレベルに持っていくためには事前の準備が非常に大切です。
多少お金がかかっても、「ローカルジョブ」で仕事を始めればちゃんと回収できます。
充実した生活を送るためにも、仕事は一つの大事な要素です。
日本にいるときから準備をしておくと後が楽ですよ。
いかがでしたでしょうか。
こちらも「重い、大変そう」と思うかもしれませんが、日本で3ヶ月ほど準備すればある程度伸びるので、そんなに悲観的な話ではないんです。
他にも英語を勉強しておいたほうがいいという理由は多々ありますが、ご相談が多い点で言うとこんなところかと思います。
個人的にTOEICの意味や効果には懐疑的ですが、基礎力を上げる勉強としてはこれでもいいのではないでしょうか。
英検など指標として分かりやすい試験もので勉強するのもいいと思いますし、ネットの英会話ではネイティブと安く、フレックスに練習できます。
そして絶対に「そんなの行ってからでいいよ」なんて話を鵜呑みにしないでください。
「計画編」でも触れていますが、その人とは「目的」も「そもそもの英語力」も「バックグラウンド」も何もかも違うのです。
ほとんどの生徒さまが振り返ってみると「もっとやっておけばよかった」と言っています。
「やらない理由」よりも「やることによるメリット」を考えて前向きに準備してみてくださいね。
わたしは「お客様がやりたいことをできるようにサポートするのが留学エージェント」と思っています。
なので、現実的でしんどいことも言うことが務めであり、やりたいことの実現のための道しるべを示すことに全力を注ぎ、日々お客様へお答えしています。
ただただ格安の学校を紹介するのではなく、お客様のビジョンを共有し、一緒に目標の実現をするのがエージェントのあるべき姿です。
なんだか大げさだな~と感じられるところもあるかと思いますが、人生で本当に貴重な1年間です。
しっかりと考えたいという方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
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